夏を生きるもの② リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ 7月 29, 2017 狂ほしく 羽を乱して 舞ふ蝶は 酷暑の今を 惜しみゐるごと (くるほしく はねをみだして まふちょうは こくしょのいまを をしみゐるごと) 日盛りの 庭の小さき 鉢の花 二匹の蝶の 静かに憩ふ (ひざかりの にはのちいさき はちのはな にひきのちょうの しづかにいこふ) 七年の 命は三日に 華やぎて 日の暮るるまで 蝉鳴き尽くす (しちねんの いのちはみっかに はなやぎて ひのくるるまで せみなきつくす) リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ コメント
ゴールドシップ② 7月 22, 2017 人の手を 拒むしるしの 赤リボン 連銭葦毛の 飾りとも見ゆ (ひとのてを こばむしるしの あかりぼん れんぜんあしげの かざりともみゆ) ゲートには 嫌な記憶の あるらしく 押せども引けども 馬は動かず (げーとには いやなきおくの あるらしく おせどもひけども うまはうごかず) 目隠しを すれば意外に おとなしく ゲートに入る 連銭葦毛 (めかくしを すればいがいに おとなしく げーとにはいる れんぜんあしげ) ゴールドシップのように銭形模様の浮かび上がった葦毛を 古来、連銭葦毛と呼んでいました。 賢い馬として知られていました。 もっとも、当時の馬はサラブレッドではありませんが。 続きを読む
夏を生きるもの① 7月 29, 2017 肩口を 掠め飛び去る 燕 黒き翼が 空を切り裂く (かたぐちを かすめとびさる つばくらめ くろきつばさが そらをきりさく) 耳元の チッと鋭き ひとこゑは 翼つぼめし 燕の一閃 (みみもとの ちっとするどき ひとこゑは つばさつぼめし つばめのいっせん) 一夏の 命を生くる ぎんやんま 羽を伸ばして 宙すべりゆく (ひとなつの いのちをいくる ぎんやんま はねをのばして そらすべりゆく) 年毎に酷暑の呼び声が高まっているように思いますが その暑さを命の源のように飛び回っている生き物がいます。 見ているとなんだかせつない・・・ 続きを読む
心のさすらい 7月 04, 2017 暗き道 暗き道へと 選びとる この吾が性は 何処より来しや (くらきみち くらきみちへと えらびとる このわがさがは いづこよりきしや) ここじゃない ここじゃない場所 求め来し 宿命なるらむ 我がさすらひは (ここじゃない ここじゃないばしょ もとめきし さだめなるらむ わがさすらひは) 人が皆 実りの日々に 見えし時 吾がさすらひの 来し方思ふ (ひとがみな みのりのひびに みえしとき わがさすらひの きしかたおもふ) どんな言いわけをしても不倫は不倫です。 続きを読む
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